『うつ病』で障害厚生年金2級(年額 約160万円/遡及額 約800万円)を受給できた事例
病名 | うつ病 |
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決定内容 | 障害厚生年金2級 |
年金額 | 年額 約160万円(遡及額 約800万円) |
弊所における障害年金請求で一番多い傷病名が「うつ病」となります。障害年金を受給できると精神的な余裕が生まれ、治療の面でも良い方向へ作用するものと考えます。積極的な年金請求をご検討下さい。
ご状況
人手不足により仕事が長時間勤務&休みももらえない状況でとても忙しく、次第に不眠・急に涙が出てくるなど情緒不安定になられたとのことです。病院へ行ったところ「うつ状態」との診断で薬が処方されましたが、会社は病状を理解してくれずにその後も働かされたそうです。以降、希死念慮やリストカットなどの自傷行為、ODによる救急搬送もあったそうです。その後も医師との関係性で病院を転々とされるも、最終的には自身に合った病院が見つかり、現在も通院中とのことです。
現在は就労継続支援A型事業所にて就労されているそうですが、病歴は10年ほどとそれなりに長く、常に希死念慮があり、再度ODをする可能性もあるとのことで病状は重く、家族による継続的な見守りが必要なご状況でした。
サポート内容
ホームページをご覧下さり、LINE相談を頂きました。
弊所ではまず初診日の確認とその証明書類が取れるかどうかを確認させて頂きます。その上で現在に至るまで同じ様な病状が続いていらっしゃるようであれば、初診日から1年半経過した時点(認定日)及び、現在の診断書が作成頂けるのかどうかを確認させて頂いております。今回のご相談者様の場合、初診日の証明書、認定日の診断書、現在の診断書、全てが取り寄せられる状況にございましたので、5年以上前の認定日に遡っての認定日請求(遡及請求)を行う流れとなりました。ひとつ問題となったのは、重たい病状にあるにしても就労継続支援A型事業所へ通えている点でした。弊所では、精神疾患に関する障害年金請求を希望される方で就労している様な方には、就労状況の証明書類を勤務先に作成頂いております。就労出来ていると言っても、勤務先でいろいろな配慮・支援を受けて働けているケースが多いためです。そういった点は審査で考慮して頂けますので、積極的に書面として伝えていく必要がございます。
弊所では遡及請求が可能な方に関しては、積極的に遡及請求を行うようにご支援させて頂いております。これまでの医療費や交通費、仕事が出来ずに収入が得られなかった点等を考えますと、少しでも過去分の年金を遡って受給できることは相談者様の生活にとって大きな支えになると考えます。今回は遡及請求が認められたことで大きな一時金を得ることが出来ました。小さいお子さんもいらっしゃるご家庭でしたので、すごく助かりましたと嬉しいお声も頂きました。
結果
無事に障害厚生年金2級が支給決定となり、5年間の遡及請求が認められて約800万円の一時金も受け取られました。