『後縦靱帯骨化症』で障害厚生年金2級(年額 約160万円)へ額改定できた事例
病名 | 後縦靱帯骨化症 |
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決定内容 | 障害厚生年金2級 |
年金額 | 年額 約160万円 |
肢体の診断書は記入する検査項目が多く、そのための計測も大変な部分がございます。正しい測定方法で、現状に則した状態判断にて審査をして頂くにはポイントを押さえた診断書等書類の作成が重要です。
ご状況
障害厚生年金3級を受給中とのことですが、体の状態が悪化しており、日常生活の多くの面で同居するご家族の方の支援が必要なご状況にあるとのことでした。
周りの方にご相談されたところ、障害年金の2級に該当する程度ではないのかとのことで、弊所へご確認を含めてご相談頂きました。
サポート内容
ホームページをご覧下さり、LINE相談を頂きました。
お電話で詳細をご確認させて頂き、左上下肢に重い麻痺があることや筋力も半減しているご状態を確認させて頂きました。しかし、気になったのは正社員で就労継続できている点でした。外部障害の場合は一般的に、就労の有無に関係なく状態が認定基準に該当していれば年金受給できると言われております。ただ、認定基準に「日常生活が著しい制限を受ける方」とあるのに、フルタイムの正社員で問題なく就労できているとなると、少しは審査に影響があるのではと個人的に考えます。そのため、在宅勤務が月の半分程度あること、職場や家族の援助の状況、装具やご自宅のバリアフリー状況など詳細な確認をご面談時に行い、その内容を参考資料として書面にまとめて審査に上げました。
結果
無事に障害厚生年金2級へ額改定となりました。