『ハンチントン病』で障害厚生年金3級(年額 約61万円)を受給できた事例
病名 | ハンチントン病 |
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決定内容 | 障害厚生年金3級 |
年金額 | 年額 約61万円 |
肢体の診断書は記入する検査項目が多く、そのための計測も大変な部分がございます。正しい測定方法で、現状に則した状態判断にて審査をして頂くにはポイントを押さえた診断書等書類の作成が重要です。
ご状況
体が常に揺れており、自分の意思とは関係なく体が動く不随意運動が始まりました。亡くなられたお父様がハンチントン病だったことから、お母様から「あなたもハンチントン病かもしれない...」との指摘から病院を受診されたとのことです。次第に症状は進行してしまい、仕事は退職。運動症状のほか、抑うつ気分といった精神症状も出現し、病状は悪化する一方とのことです。
現在はアルバイトも難しく、3ヶ月ごとの定期検診を続けながら、ご自宅にて静養して過ごす日々とのご状況でした。
サポート内容
ホームページをご覧下さり、LINE相談を頂きました。
お話をお聞きし、初診日時点で厚生年金に加入されていたこともあり、障害年金が受給できる可能性は十分にあると判断しました。薬が効いている時間(オン)は短いが、副作用で精神症状が強く出てしまうため薬の服用制限が必要など、治療を続けていくにも大変なご状況で、衣服の着脱も配偶者が行うなど日常生活においてはご家族の介助が必要なため、年金収入が生活の一助になればと考え早急に年金請求手続きを開始しました。
ハンチントン病の審査で必要となる肢体の診断書につきましては、検査結果の数値や医師の判定が大きく審査に影響します。また、少しでも現状に則した状態で審査をしてもらうためには、身体計測の際の作業療法士さんの理解も大切になります。ご面談の際に診断書作成についての重要事項を事前にご説明させて頂きますので、その点も踏まえて診断書を作成頂き、正確な年金審査をしてもらうことが重要です。
結果
無事に障害厚生年金3級が支給決定となりました。