『感音性難聴』で障害基礎年金2級(年額 約78万円)を受給できた事例
病名 | 感音性難聴 |
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決定内容 | 障害基礎年金 2 級 |
年金額 | 年額 約78万円 |
先天性幼少期幼少期に初診日がある場合、20歳になられたら障害年金請求が可能となります。必要書類を集めるためにも、できる限り早めに年金請求を行うことが大切です。
ご状況
出生時からなかなか言葉を発しないなどの違和感があり、2歳半になっても初語がないため耳鼻科を受診された模様です。高校を出られてからも、難聴のことで多くの会社から不採用となり、最終的には作業工として就労されるようになられました。しかし疲労からか夕方には難聴がひどくなり、仕事を続けることが困難となり退職。
退職後はしばらく休み、その後ハローワークにて求職活動を行うも、電話対応が出来ないことがネックでなかなか再就職先が見つからず。現在は組立ライン工として就労するも難聴のため、日常生活や就労にさまざまな支障・制限が出てきておられるご状況でした。
サポート内容
ホームページのお問い合わせよりご相談を頂きました。
お話をお聞きして、1番ネックとなったことは初診日が古く、初診証明が取れるかどうかといった点でした。案の定、初診の病院ではカルテが廃棄されており証明して頂けず、第三者証明や当時受診していたことが証明できる書類など、できる限り多くの証明資料を添付して年金請求に望みました。
ご両親様が書類を大事に保管して下さっていたことが功を奏した事例だと思います。診察券であったり、領収書であったり、やはり受診の状況が分かる当時の書類は大切に保管しておくことが重要であると改めて感じました。
結果
無事に障害基礎年金2級が支給決定となりました。