『網膜剥離』で障害厚生年金1級(年額 約177万円)を受給できた事例
病名 | 網膜剥離 |
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決定内容 | 障害厚生年金1級 |
年金額 | 年額 約177万円 |
眼の障害につきましては視力障害のみならず、視野障害につきましても障害年金の対象となります。あきらめずに年金請求を行いましょう。
ご状況
若い頃に勤めていた卸問屋にて、毎日朝から晩まで何度も重量物を運ぶ仕事を行っていたとのことです。職場仲間からは「力を入れすぎると網膜剥離になるよ」と聞かされており、実際にその会社では過去数名が網膜剥離になっていた模様です。次第に自分も疲労によるものか視野の外側に影が見えるようになっており、気になって眼科を受診してみたら案の定、網膜剥離との診断がなされました。手術を行ったものの、その後には失明。片目だけでの仕事は非常に厳しく仕事は退職を余儀なくされました。その後は片目だけで過ごすようになり、そちらの目も負担がのし掛かったためか、次第に異常が見受けられるようになってしまいました。そして、その片目も網膜分離症と白内障との診断がなされました。しかし医師からは、片目が失明しており、こちらの手術を行い失敗に終わった場合には完全に盲目になってしまうとのことで手術はしてもらえませんでした。
現在も、見にくい片目だけで生活をしておられ、今後のことも考えると見える内に障害年金請求を行って起きたいとのことでご相談を頂きました。
サポート内容
ホームページをご覧下さり、お電話を頂きました。
両眼共にほとんど見えない状態にあるとのことで、すぐに障害年金請求の段取りを行いました。問題となったのが初診日が古いといった点ですが、何とか知人から第三者証明を取得したり、会社や当時給付を受けた生命保険会社の資料を添付するなどして年金請求を行いました。
両眼にそれぞれ別の病状を抱えてみえるので、病歴・就労状況等申立書も2部作成するなど、審査書類の作成に時間を掛けました。
結果
無事に障害厚生年金1級が支給決定となり、配偶者の加給年金も加算されて年金支給額が大きくなりました。