『パーキンソン病』で障害厚生年金2級(年額 約187万円)を受給できた事例
病名 | パーキンソン病 |
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決定内容 | 障害厚生年金2級 |
年金額 | 年額 約187万円 |
肢体の診断書は記入する検査項目が多く、そのための計測も大変な部分がございます。正しい測定方法で、現状に則した状態判断にて審査をして頂くにはポイントを押さえた診断書等書類の作成が重要です。
ご状況
当初は平坦な道を歩いていてもつまづくことが多くなり、体が傾いて歩いていたり転倒することも多くなられていた様です。病院を受診したところパーキンソン病との診断があり、その後も通院して薬の処方を受けるなどされたそうです。しかし、薬が効く(オン)時間は短く、薬が切れる(オフ)と体が勝手に揺れる・滑舌が悪い・考えがまとまらないなどの症状が出てまいりました。その後も状態は悪化の一途を辿り、休職をせざるを得ない状況となられました。
現在も薬を上限いっぱい処方されて服用しているが効かない時もあり、体は常に揺れ、歩行は困難を極める状態にあるとのことでした。また、外出はできず、自宅にて家族の支援を受けながら生活を送っておられるとのご状況でした。
サポート内容
ホームページをご覧下さり、お電話を頂きました。
お話をお聞きし、早速ご自宅までご面談に伺いました。ヒアリングを行わせて頂くと共にご体調を見させて頂くと、日々相当苦労されているのが伝わってまいりました。会話中も体は常に揺れており、顔や手足も強張り、臭覚異常で同居する犬の糞の異臭も分からない状態にございました。なんとかして、障害年金請求を認めてもらえるようにご支援しようと強く感じた案件でした。
パーキンソン病の審査で必要となる肢体の診断書につきましては、検査結果の数値や医師の判定が大きく審査に影響します。少しでも現状に則した状態で審査をしてもらうためにも、診断書の記入漏れなどにはくれぐれも避けたいところです。また、病歴・就労状況等申立書の作成にあたっても、日々苦労されてみえることや家族からの支援の状況、またオン・オフの状態の内容など、きちんと状態が説明できるように書類を作成していくことが極めて重要となります。
結果
無事に障害厚生年金2級が支給決定となりました。