『統合失調症』で障害厚生年金3級（年額 約58万円）を受給できた事例

ご状況

勤務先での人間関係に悩み始め、被害妄想、一人で勝手に笑い出す、突如自分の殻に閉じこもるといった症状が出てきたとのことです。次第に、呂律が回らない、整理しても話せない、数字が覚えられない、不眠、食欲不振となるなど、状態は悪化していきました。そのため病院を受診したところ統合失調症との診断があり、抗精神薬と睡眠薬などが処方されるようになり以後服用。その後も通院を続け仕事も行っていましたが、仕事中に急に泣き出したり過呼吸になることがあり、仕事を辞めて安心できる地元へ帰ることとなりました。そして、地元でも病院へ通い治療を継続。少ししたら、昔お世話になった方の元で働けることとなりがんばってみたものの、徐々に症状が再燃してきて人と関わるのが怖くなり、現在は休職中とのことでした。

サポート内容

ホームページのお問い合わせより、ご相談を頂きました。

お話をお伺いするに、重たい統合失調症の症状が出ているご様子ではございますが、罹患期間が短い点、また現在は休職しているものの少し前までフルタイムで就労されていた点が、審査では症状が軽いものとして評価されてしまうのではないかといった懸念がございました。

診断書の作成にあたっては、事前に重要項目の説明であったり、医師にご参考頂く資料を付けるなどしてご依頼しております。また、病歴・就労状況等申立書に病状の詳細を記入したり、就労されている方には第三者から就労状況の証明書をとるなどして審査に望みます。今回もできる限りのことをして年金請求を行い、3級の認定を受けることが出来ました。

結果

無事に障害厚生年金3級が支給決定となりました。