『知的障害』で障害基礎年金2級(年額 約78万円)を受給できた事例
病名 | 知的障害 |
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決定内容 | 障害基礎年金 2 級 |
年金額 | 年額 約78万円 |
知的障害の請求の場合、出生日から病歴・受診状況等申立書を作成するなど、少しイレギュラーな対応を求められます。二十歳到達と共に障害年金請求をされるケースが一般的であり、前もって請求に向けた準備を行っていくことが大切です。
ご状況
幼少期より成長が遅く感じられ、3歳の頃には「知的障害を伴う自閉症」との診断が下りたとのことです。小学校から特別支援学級に通われ(中学も同じ)、高校では特別支援学校へ通学。高校卒業後は就労継続支援A型事業所へ就職し、現在も1日4時間×週5日の勤務が一応は出来ているそうです。しかし、友達はおらず、帰宅後や休日も一人でテレビゲームに熱中したり、録画番組を観たりして閉鎖的に過ごしており、社会的な交流はほとんど取れない精神状態にもあるとのことでした。
日常生活では、理解力に乏しいためスマホ通信を無制限に使ってしまって月の料金が10万円を超えたり、急に奇声を上げてリビングを徘徊し出すなどの異常行動も見受けられるとのことです。子供の将来を考えたお母様より、障害年金請求の手続き依頼を受けました。
サポート内容
ホームページをご覧下さり、LINE相談を頂きました。
障害年金は早くて二十歳の誕生日(正確には誕生日の前日)以降に請求が可能となります。今回はその旨ご存じのお母様より、二十歳の誕生日前から手続きのご依頼を頂いておりました。そのため、二十歳になる少し前から準備を進めていき、二十歳になってすぐに請求を行うことが出来ましたので、最短で年金請求が行えた事例となります。今回は就労継続支援A型事業所で働いていらっしゃいましたので、一般的な年金請求書類の他に就労状況を証明できる書類や、ご本人様の状態が分かる書類(病院が発行したものや、ご本人様作成のもの)を添付して万全の状態で年金請求を行うことが出来ました。ご家族の方のご協力を得られると、年金請求手続きもスムーズに行えます!
結果
無事に障害基礎年金2級が支給決定となりました。